果樹園、はじめました。
はじめまして。
ウラリと申します。正式にはURALiと書き、うたい手としてこれまでの人生の大半を音楽活動に費やしてきました。
夫はギタリスト。彼も同じく人生の大半をギターと共に生きてきたギターをこよなく愛する男。名はダイオウ。。ブルースマンです。
私たち夫婦はいわゆるミュージシャン夫婦で、夫と共に全国ライブに周ったり、曲をつくったり、しています。
けれど、4年前に子どもが生まれてから、わたしの脳のスイッチがパチン!と見事に切り替わり、空から言葉は降りてこなくなり、脈打つ音楽はミュートされ、、目の前の小さなパンチある命と向き合うことだけで精一杯の日々、自分でも驚くほど育児中心となり、今では1歳半と4歳の兄弟、THE男子育児のおかあさんな毎日です。
内なるわたしの音が外の世界へドバーっと溢れてやまない日がまたやってくるのか、今の自分には全くわかりませんが、、でも、そんな日は遠くない未来きっとまたくるでしょう。
今は、目の前の暮らしを愉しむことが一番。
かわいくて憎たらしいぼっちゃんたちとのかけがえのない時間を濃密に過ごす、それがわたしの選択です。
(こんなマイペースなわたしを応援していてくださる皆様には心より感謝してます。いつも見守ってもらっている、そんなエネルギーを勝手に感じております。まだまだお付き合いしていただければ幸いですm(_)m)
さて、そんな日々が加計呂麻島に去年、家族で引っ越しをしてからさらにユニークな展開へとなり、タイトルにあることが、ある日、身に起こったのですよ。
2020年、2月20日。
えいやー!と、判子を押してきました。
契約、しちゃいました。
タンカン畑、ドラゴンフルーツ畑、ハウス2棟
山の中に広がる大きな大きな果樹園です。
人生とは何が起こるかわからないですね。
小さな畑を営むにつれ、農業をいつか生業として暮らしていけたら、、と、わたしの中にあった夢へ1歩、大きく前進したのです。でも今回ばかりはちょっと予想外でした。
人生計画的にかなりまいてます。
まだまだ子どもに手がかかる日々なので、新しい扉を開くことは完全に自分的キャパオーバーですが大好きな島で大好きなことを、できるチャンスを無視することはわたしにはできませんでした。。
自然と向き合って土や風に触れ、人間以外の生き物と近い距離で対話をしていく生き方、がわたしは好きです。朝がきて夜がくる、太陽がでて、月がでる。自分はちっぽけで、でも今のただ中に生きている、そんなことを感じまくれるのが農的暮らしだと思ってます。
いま、世界はコロナという脅威にさらされていますが、自分の中に確固たる世界を築き上げていること、はとても大切なこと。
不安の渦の中に飲み込まれないために、何が起ころうとも振り回されない生き方、暮らし方、を自分自身で創り上げていくことは自信になります。
まず自分自身が平穏であること、そこからそのエネルギーを外へと広げていくこと、誰しもその力がありそれは世界を救うということ、をみんな知ってほしいと思います。
一旦、立ち止まる。
その機会を全人類が地球から与えられているように思います。
話はそれましたが、
そして、
わたしの肩書に、園主。が追加されることとなりました。
ですが、農業経験は、、ゼロです。。
とにかく、長くなりそうですので、とりあえず、ご挨拶はこのへんで。
久しぶりのブログ再開。
これまではアーティストしてアメブロで書いておりましたが(次男出産後、思考停止)
ここでは農園の園主として日々を綴っていこうと思っています。時に、島暮らしの日常も。
怒涛の日々ですが、こうしてまた大好きな言葉と向き合えること、うれしく思います。
どうぞよろしくお願いします。
あ、そうです!
最後に、
果樹園の名前ですが、
PONOPONO FARM ( ポノポノファーム )
in 加計呂麻島
に決めました。
またそのあたりも綴らせてください。
ああ、嬉しい!
愛が循環する農業を。
PONOPONOFARM 園主
たんかん畑にて