レモンとパッションを守れ!!!
私たちの農法、道法スタイルでは、
『果樹の場合、2年は苗木の時期に必ず農薬をしなさい』という教えがあります。
理由は苗木は弱く、農薬で守ってあげないと新芽を全部食べられてしまって育たないからです。新芽を守らないと樹は育たないので、自ずとレモンも育ちません。
苗木の頃を乗り越え、レモンが強く、大きくなった後は、無肥料栽培なので、虫や病気にはなりにくくなるそうです。
3年前、農家デビューを果たしたばかりの私たちは、師匠にしっかりとしたその理由と結果、農薬の安全性を学びましたが、でも、、、、、、やっぱり農薬は使いたくない。
と、苗木に使いませんでした。
その結果、
2年目でかなり苦労をし、3年目の今期もやはり、同じように、いや、去年以上に苦労をしております。😵
小さな、レモンの赤ちゃんが、葉巻虫という小さな小さな虫に一斉に食べられてしまい、、、穴があいています。。。涙
育っても、これじゃあ、出せない。。。。涙
過去ブログにも載せていますが、ニームというインドセンダンの植物の実から抽出した液体(ニームオイル)は害虫に効果があり、人間には無害なので、道法酵素と一緒に混ぜて、毎日、シュッシュッしております。
子どもが素手で、お母さん、雨〜!!!とか言って自分に浴びせまくっていても大丈夫。笑
虫さん対策は彼らに任せて、私といえば、ひたすら、葉の裏の卵を見つけてはゴシゴシして見つけてはゴシゴシして、、、
何千枚、何万枚?とある葉っぱの裏を一枚一枚、、、チェックします。
●夫さまが、実験に実験を重ねて見つけた完璧な調合、スペシャルミックス。秘密。
ここのところ、土日は、ピクニック行くぞ、と言って、畑に連れ出してます。
子どもの小さな手にもめっちゃ助けられる〜
ありがとうね〜
この無数の卵の点。羽化したら一体、何匹になるんでしょう。。。
苗木の時に、しっかりと農薬をしていれば、、、こんなことにならなかったのであろうか。。。。
と、記事を書いていた、、まさに、今。
お師匠さんから電話。。。タイムリー(道法さんってすごいんです。私たちの頭の中を見透かしたように完璧なタイミングで電話がかかってきたりするんです...)
状況を伝えましたらば、
『それは、ハウスが密植だからじゃ。』
と、即答。
『露地のタンカンや、レモンは大丈夫じゃろ?』
と。
確かに。。。大丈夫です!!!
密植だと虫は来る。
露地のレモンが育った後は、ハウスは間伐をすること!
お師匠の解答はいつも歯切れが良く、ピシ!とこうだからこう!と原因と結果を言ってくれるので、本当に有り難く毎度毎度勉強になります。
道法さん、神のコール、ありがとうございます!!!
さて、気を取り直して
こちらはパッションフルーツ。
今のところ、無事、美しく、育っておりますが、
去年、突風が吹いた日に、ハウスの天井のビニール、ぜーんぶ、剥がれまして。😭
現在、網だけの状態。露路栽培とほぼ変わらないポハウスなので、雨に弱いというパッションフルーツが育つのか、なかなか際どいラインです。
今はこんなに綺麗でも、雨に打たれると炭疽病やマルハン病というのがでたりして腐ってしまうんですよね。。。。😢
パッションフルーツは、レモンの端に植えており、そもそも少ししか植えてないので、たんまり収穫はできないのですが、ポノポノさんのパッションの大ファンです!なんて、言ってくださるお客様たちがいてくださり、私たちとしては氣愛をさらに入れて
レモンとパッションを守るべく、農作業に励むのみであります!🥹💓
よしー!やるぞー!!!
島は月桃が美しい季節です。