レモンひとつで学ぶ世界

PONOPONO FARMのイマミライ

ブログ再開。 I am a lemon farmer. 🍋

 

久しぶりにログインしたはてなブログです。

前回の記事から2年経っていました。。。。😂

 

長男は7歳になり、次男は4歳になりました。

夫は53歳。私は44歳。

なかなか人生も中盤を過ぎて参りました。

 

ブログを再開することはもうないかな〜(余裕がありませんで)

と思っていたけれど、時と共に、私の意識や想い、志も変化変容し、

現在は、新たに実現したい未来がはっきりと見えたので、記録を兼ねて書くことにしました。

 

農家未経験の私たちが加計呂麻島でゼロからはじめたレモン栽培。

3年目にはしっかりと実り、収穫。グリーンレモンとして初出荷。即完売。

お師匠の道法さんからは奇跡のレモンじゃ!と感動のVサインをもらいました。

今年の冬にはイエローレモンも売ることができて、お客様にも恵まれ、順調に農家ライフを送っております。

 

現在、新たな場所を開墾し、レモンの苗をさらに植え、少しずつではありますが、拡大しております。

 

 

 

 

 

加計呂麻島は平地が少なく、険しい山を開墾するのには一筋縄ではいかず、

移住者の私たちには農地を確保することがとてもハードルが高い。

 

島に血縁がいるわけでもない私たちは、まず島の皆さんの信頼を得ることから始まります。我々のこの3年間の様子を見てもらった結果、この人たちになら土地を貸してもいいよ、となるわけで、そして貸してもらえても、売ってもらうことはさらに難しく。

 

離島ではなく、本土の田舎の方であれば、後継者のいない畑や、不動産を通して、もう少し簡単に扱いやすい農地を確保できるかもしれません。

農家になるにはどうしたら良いですか?といったご相談もいただくのですが、

いっろ〜んな事を含め、離島の離島での農業は色々とハードルが高いです。

それでもめげずに、今より、さらに、もう一歩先、さらに、もう一歩先、と前進できてるのは、この加計呂麻の圧倒的な大自然の美しさ、壮大さ、からエネルギーを感じて暮らすことが私たちの大前提としてあるからだと思います。

 

早々、農家になって、3年と3ヶ月目。が過ぎようとしております。

初収穫のグリーンレモン。2022年9月。

苗を植えてから3年で実った。

(通常5年かかるところDOHO-STYLEの技術により3年で結実)

無農薬栽培は見た目が汚い、というのは誤解です。

”無肥料”栽培することにより、害虫や病気になりにくい。自ずと農薬は必要ない。

うっとりするほど美しい。

 

秋には小さかったレモンを樹につけておいたら冬に見事に立派な完熟レモンとなりました。果汁がたっぷり。1粒300グラムを超えるものも。

 

 

 

 

そして、今年もレモン畑にはたくさん花が咲いてくれました。

台風次第ではありますが、、、今年の夏の終わりには皆様の元にグリーンレモンを出荷できていることでしょう!

 

さて。

このブログを振り返ると、自然栽培でレモンをゼロから育てる挑戦はワクワクそのものでした。

(初めはこの土地でレモンを植えることを理解されなかった。レモン農家がいなかったからです。そして、無肥料で育つはずがない、と。今ではレモンを育てる農家さんも増えてきたようで、役場からふるさと納税に我々のレモンを出してくれないか、とお願いまでされて。ひとまず結果を出せたようです。😉)

 

わたしにとって挑戦はワクワクの源で、常に一歩先へ。進化していきたい。

 

南の小さな島の小さな農家。

自然栽培を通して、見えた大きな未来があります。✨

我々が農業を通して世界に貢献できることは何か。

その実現のために、また日記を書いていこうと思います。

 

 

∞愛が循環する農業を∞

PONOPONO FARM園主