そして次にハウスで育てる果実を決めました。
こんにちわ。
今日はわたしたちポノポノファームが育てる果実について書こうと思います。
ポノポノファームにはタンカン畑とドラゴンフルーツ畑、ハウスが2棟あります。
前園主さんから引き継いだ時点でタンカンは幼木から5年目の木が100本近く。
ドラゴンは112本。
そしてハウスはゼロの状態。
前園主さんはハウスでパッションフルーツを育てていました。
パッションは1年草なので1年で収穫ができその後、また土づくりからはじめる、という育て方になります。
私たちが農園を引き継いで、まず考えないといけなかったのはハウスで何を育てるか?でした。
それについては『この島で農業するということ』を考える必要があります。
加計呂麻島は、奄美大島の最南端に寄り添うように位置する島で、奄美大島空港から車で約2時間南下し、古仁屋港とゆー港からフェリーに25分乗船して、着きます。
風が強い日はフェリーは欠航となり(よくなる...)宅配業者などは荷物は運べず、人だけは 海上タクシーという小さな定期船に乗ることができます。
離島の離島であるこの地は輸送問題と常に隣り合わせにあります。
こちらは台風が激しく、船がよく欠航となり、例えばマンゴーのようなその時期に収穫する作物、収穫後すぐに食べごろとなる果実、ではリスクが高いです。(島にはマンゴー農家さんもいてますが!私たちには勇気がありません。。)
そして家庭菜園ではなく、農業、というからには収益がしっかりあがり、経営も循環していくことが前提。
+亜熱帯という気候も考慮して、何がいいかなあ、、と考えて考えて考えて、、
考えましたが、農業経験ゼロの私たち夫婦にはピンとくるものがどれかさえもわからず、、農家さんの話をきいてまわり、アドバイスをたくさんもらいました。
また、町が推進するパッションフルーツも考えましたが、とても忙しく手間がかかる、という点で1歳7か月と4歳のこれまた手がかかる時期の子どもを育てながらでは現段階では厳しいと諦めました。
そこで、
出会ったのが道法スタイルで有名な道法正徳さんです。
無農薬無肥料の自然栽培を提唱されており、わたしたちが目指す農法をされており、
道法さんに直接会ってお話を聞きたい!と先月、屋久島の講習にも行ってまいりました。
またその時のことは書くとして、、
そして、道法さんにいろいろと親身に相談にのっていただき、
加計呂麻島で 自然栽培のレモン!
をつくることに決めました。
レモンといえば瀬戸内が有名ですよね。
しかしなぜ、加計呂麻島で レモン。
なのか。
は、また次回。。。。
愛が循環する農業を
PONOPONOFARM園主
PONOPONO FARM ロゴができたよ。
記念すべき第一回目の記事を読んでくれた皆様ありがとうございます!
嬉しかったです。。
さて農園の名前が決まり、次はロゴもできました。
デザイナーの親友が加計呂麻島に遊びにきてくれた時にわたしが住む集落、須子茂の浜から海に落ちるオレンジの夕陽にインスパイアされてすぐに我が家にて創ってくれたのです。すてき!
いつも私の大事なタイミングに登場してくれる彼女。
心友とはこういうことなのか、と、いつも心が繋がっていることを感じてるし、どんな私でもこの人なら受け入れてくれる、と思える人に出会えたことは奇跡で感謝しかありません。。あんたは家族みたいなもんやから、っていつも言ってくれるんよね、、涙
こんな緊急事態宣言のさなか、その家族は東京からロゴの完成データを送ってくれました。うぅぅ。涙
いつもありがとう。
名前もロゴもとっても気に入っています!
加計呂麻にいっぱい生えてるアダンの木とソテツをいれてもらいました。
そしてイメージはもちろんサンセット。
加計呂麻の夕陽はほんとうにうっとりするほど美しいです。
ぜひ、来島した際には須子茂集落にいらしてください。
そして、
ポノポノファームの由来ですが、
わたしはホ・オポノポノというハワイに伝わる伝統的なセルフクリーニング(心を浄化する)法がとてもしっくりきていて、ポノポノという響きが自分にとってとてもピュアな音なんですね。
ハワイ語ではPONOは正しい、本質、まっすぐな、本来のあるべき姿かたち
という意味があります。
そして、良いか悪いかではなく「just(正)」
自分にとって丁度よくバランスが取れた状態であること
と知り、自分たちの目指す農園のあるべき姿にぴったりだなあと思いました。
作物もわたしも、ありのままで、無理せず、生き生きと。
嘘偽りない心で自分にも周りにも接したい。
そんな想いも重ねました。
Thank you 「ありがとう」
I’m sorry 「ごめんなさい」
Please forgive me 「許して下さい」
I love you 「愛しています」
この4ワードがホ・オポノポノの魔法の言葉ですが
一日の終わり、夕陽をみながらぜひ、みなさんも唱えてみてください。
何か内側から変化を感じるかも♡
PONOPONO FARM
in 加計呂麻島
design by okance
ポ!
愛が循環する農業を
PONOPONOFARM園主
果樹園、はじめました。
はじめまして。
ウラリと申します。正式にはURALiと書き、うたい手としてこれまでの人生の大半を音楽活動に費やしてきました。
夫はギタリスト。彼も同じく人生の大半をギターと共に生きてきたギターをこよなく愛する男。名はダイオウ。。ブルースマンです。
私たち夫婦はいわゆるミュージシャン夫婦で、夫と共に全国ライブに周ったり、曲をつくったり、しています。
けれど、4年前に子どもが生まれてから、わたしの脳のスイッチがパチン!と見事に切り替わり、空から言葉は降りてこなくなり、脈打つ音楽はミュートされ、、目の前の小さなパンチある命と向き合うことだけで精一杯の日々、自分でも驚くほど育児中心となり、今では1歳半と4歳の兄弟、THE男子育児のおかあさんな毎日です。
内なるわたしの音が外の世界へドバーっと溢れてやまない日がまたやってくるのか、今の自分には全くわかりませんが、、でも、そんな日は遠くない未来きっとまたくるでしょう。
今は、目の前の暮らしを愉しむことが一番。
かわいくて憎たらしいぼっちゃんたちとのかけがえのない時間を濃密に過ごす、それがわたしの選択です。
(こんなマイペースなわたしを応援していてくださる皆様には心より感謝してます。いつも見守ってもらっている、そんなエネルギーを勝手に感じております。まだまだお付き合いしていただければ幸いですm(_)m)
さて、そんな日々が加計呂麻島に去年、家族で引っ越しをしてからさらにユニークな展開へとなり、タイトルにあることが、ある日、身に起こったのですよ。
2020年、2月20日。
えいやー!と、判子を押してきました。
契約、しちゃいました。
タンカン畑、ドラゴンフルーツ畑、ハウス2棟
山の中に広がる大きな大きな果樹園です。
人生とは何が起こるかわからないですね。
小さな畑を営むにつれ、農業をいつか生業として暮らしていけたら、、と、わたしの中にあった夢へ1歩、大きく前進したのです。でも今回ばかりはちょっと予想外でした。
人生計画的にかなりまいてます。
まだまだ子どもに手がかかる日々なので、新しい扉を開くことは完全に自分的キャパオーバーですが大好きな島で大好きなことを、できるチャンスを無視することはわたしにはできませんでした。。
自然と向き合って土や風に触れ、人間以外の生き物と近い距離で対話をしていく生き方、がわたしは好きです。朝がきて夜がくる、太陽がでて、月がでる。自分はちっぽけで、でも今のただ中に生きている、そんなことを感じまくれるのが農的暮らしだと思ってます。
いま、世界はコロナという脅威にさらされていますが、自分の中に確固たる世界を築き上げていること、はとても大切なこと。
不安の渦の中に飲み込まれないために、何が起ころうとも振り回されない生き方、暮らし方、を自分自身で創り上げていくことは自信になります。
まず自分自身が平穏であること、そこからそのエネルギーを外へと広げていくこと、誰しもその力がありそれは世界を救うということ、をみんな知ってほしいと思います。
一旦、立ち止まる。
その機会を全人類が地球から与えられているように思います。
話はそれましたが、
そして、
わたしの肩書に、園主。が追加されることとなりました。
ですが、農業経験は、、ゼロです。。
とにかく、長くなりそうですので、とりあえず、ご挨拶はこのへんで。
久しぶりのブログ再開。
これまではアーティストしてアメブロで書いておりましたが(次男出産後、思考停止)
ここでは農園の園主として日々を綴っていこうと思っています。時に、島暮らしの日常も。
怒涛の日々ですが、こうしてまた大好きな言葉と向き合えること、うれしく思います。
どうぞよろしくお願いします。
あ、そうです!
最後に、
果樹園の名前ですが、
PONOPONO FARM ( ポノポノファーム )
in 加計呂麻島
に決めました。
またそのあたりも綴らせてください。
ああ、嬉しい!
愛が循環する農業を。
PONOPONOFARM 園主
たんかん畑にて